「膝の痛みなく歩けるようになりたい」

変形性膝関節症による膝の痛みで、歩くのがお困りとのことでした。

原因は、、、①お尻の筋肉(大殿筋)が使えていないことでした。

可動域訓練や、お尻の筋トレをするだけではなく、

歩行の時にタイミングよくお尻の筋肉が使えるように、

①足の裏で(特に小指側)で床を押しながら→②膝を伸ばす→③股関節伸ばす

の順番を意識して脳に正しい順番を覚えさせていきました。

そうすると、一気に痛みも軽くなってこられました。

左が弱い事で、右が代償的に捻れて使っていたんですね。

左足指は30年前に骨折された既往があるとのこと…。

長年、体を酷使して働いてきた分痛みとなって出てきたのですね。

病院では膝の手術を勧められていたそうですが、「手術しなくてよかった」「歩くときに膝の痛みがない」と喜んでいただけました。

「今までお疲れさま」と体に声をかけるように、少しづつ体をいたわっていきましょう(^^)

古傷は、年数をたって悪さをしてくる事があります。骨はくっついたから、終わりではなく、継続的なケアが大切です。